2007年05月09日

『木造薬師寺如来坐増』公開

木造薬師如来坐像 公開西条駅から、線路に沿って東に500メートルくらいのところに、『安芸国分寺』があります。酒祭りのスタンプラリーのポイントにもなってて、酒蔵通りからの散策コースとしても知られてます。そのお寺が所蔵する『木造薬師如来坐像』が、5月13日から15日までの3日間一般公開されます。何度も火災などに遭い、1759年の火災では頭部だけ助け出されており、頭部には作られたとされる平安時代中期の藤原様式が伝えられているそうです。

僕は、大人になっていつの日からか、お寺や仏像を見るのが好きになりました。表情とか格好にそれぞれ個性があって、ほおの丸みやあごの曲線といってもいろいろなラインがあって、そこから感じるやさしさや強さに、作り手の想いを模索し、時代を超えた造形の美しさに癒されます。

今回、往時の姿がよみがえったのは約240年ぶりということと、今後は文化財保護のため常時公開は行われないということなので、西条の貴重な文化遺産をこの目に焼き付けておこうと思ってます



alamode22 at 17:39│Comments(0)clip!日々の出来事 

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