2010年05月
2010年05月30日
2010年05月21日
マロニエ


2010年05月17日
天文台


話はちょっとずれますが、生活の中での明かりって、昔はろうそくやランプの灯りだったり、それが電球ができて、今や10年以上の寿命の電球まで出ています。また、太陽光発電のように、昼に蓄えて夜間に使うこともでき、昼夜問わず太陽のある生活が出来ています。進歩はとどまるところを知りません。
便利さやエコという理由で一人ひとりにあった生活スタイルを選択できることは、一見自分の意志で生きてる実感もあります。反面、昼と夜の感覚や季節感、時間の経過すら錯覚させて、今自分はどこにいるんだろう、何をしてどこへ向かっているのかを見失うんじゃないかという気持ちがふと頭をよぎります。季節ごとの旬の恵みに触れ、太陽や月の変化とともに呼吸し、人と人が伝え合いつながっていく摂理のようなものの大切さを感じさせられました。ハードディスクに沢山溜め込まず、“その時のそれを楽しむ”ことって、大切で素敵なことだと思います。
天文の世界は、とても受動的なものだなと思いました。宇宙という壮大なスケールを観察し想像し、見つけ出す。そこにはたくさんの夢やロマンがあるんでしょうね

天文台のある山の上からの西条のネオンがあまりにも綺麗だったので「うわっ、綺麗ですね〜!」って言ったら、「天文台の夜景がきれいではだめなんだけどね…」となんとなく返してくれた近くにいたスタッフの男の人の、月明かりに浮かんだ優しそうな笑みがとても印象的でした
